葬祭部の門脇です。
葬儀は、県はもちろん市町村毎に特有の風習があります。
例えば丹波市、西脇市、多可町、加東市(一部)では通夜と葬儀のお出迎えの際に立たれている方、参列の方、共に扇子を机に置き挨拶をされます。
しかし、これは他の市町村に行くとそういった風習はありません。
他には亡くなってから枕経が終わるまでは病人さんという風習は、山南町を含め西脇市、多可町、加西市、加東市ぐらいまでの地域のみです。西脇市、多可町では通夜に来て頂いた方に通夜供養品として、お茶のペットボトルを皆様にお配りします。
又、加西市ではバタークッキーなどを渡される風習があります。こういった風習は大体はお寺様であったり、自治会様であったり、その地域の葬儀屋が作ってこられた地域の歴史でもあると思います。
皆様も他の市町村のお葬式に行かれた時『え?こんなことするの?』って思われた事も有る方もおられると思います。
そういう機会に一度、自分の地域との違いに目を向けられる事も私は大変いいことだとおもいます。