葬祭部の門脇です。
早いもので6月ももうすぐ終わりになり7月がきます。もう少しすればお盆となりますので今回は初盆について少し書かせていただきます。
まず、初盆とは何かというと、亡くなられてから四十九日後初めてのお盆の事を指します。関西では基本「初盆(はつぼん)」関東では主に「新盆(あらぼん)」と言います。山南町では仏壇で提灯だけ飾るだけではありますが、地域によって祀り方は色々あります。
本来であれば初盆では仏壇とは別に祭壇を組み 先祖様と新仏様を分けて祀るところが多く、かなり飾る地域は減りましたが祭壇の上に精霊棚を置き飾る地域もまだ残っており、その精霊棚は初盆が終わると川に流すという風習があります。盆提灯にしても軒先提灯を飾る地域や通常の盆用の提灯を飾る地域、柄の付ていない白色の提灯を飾る地域とその地域より様々です。しかし、最近では全体的に盆提灯は葬儀で使用した提灯を使う形が主流になってきています。