葬祭部の山下です。
ご葬儀の際、開式前のお時間は喪主様やその補佐をする方にとっては、弔問の方のお悔みを受けたり(式の規模によって異なります)、司会者との打合せがあったり、お寺様控室に挨拶に行ったりと割とお忙しい時間帯となります。
一方で、他の親族様にとっては、もちろんそれぞれお忙しいとは思いますが、葬儀のために何かしないといけないという役割は特にありません。
そこで私はよく、故人様に向けたメッセージカードをご案内させていただきます。最初は「え~何を書こう…」と戸惑われる方もいらっしゃるのですが、書き始められるとカード目一杯に気持ちの込もったメッセージを書いていただけます。
いざ、ご記入されたカードを集めさせていただくと、読んでいるこちらが涙ぐんでしまうほど、故人様との想い出、エピソードがお一人お一人しっかりとあり、それぞれが感謝の気持ちを記されています。
もちろん、葬儀の直前ではなく、前もって準備されているものでも結構です。先日、担当させて頂いた方の御葬儀では故人様のご友人の方がお手紙を持参されておりました。
手紙の朗読など声に出して伝えることができれば、もちろんそれに越したお別れ、感謝の伝え方は無いと思います。ただ、なかなか葬儀という緊張した雰囲気の中で、声に出して伝えることが難しいということもよく分かります。
私は、このメッセージカードは、誰もが自分の想いを伝えていただくことができる手段だと感じています。やはり、お別れの場で何か言葉として、それが文字という形であっても、想いを吐き出すということは少しでも悔いの無いお別れに繋がるのではないかと思うからです。
皆様に書いて頂いたメッセージカードはスタッフが集めて一旦、祭壇にお供えさせていただきます。そして、ご出棺前のお花入れの際に、お一人ずつお柩に入れて頂くよう案内いたします。また、喪主様はじめ打合せ等で式前にお忙しくされていた方には後日、メッセージを写真に納めたものをお見せすると、大変喜ばれます。
今後とも、ご親族様お一人お一人が参加できるお別れの場をつくりたいということを心がけて参りますので、何か故人様に向けてこんなことがしてあげたいというご要望がありましたら、ご遠慮なくスタッフにご相談ください。喜んでお手伝いさせて頂きます。