葬祭部の杉上です。
ご主人が定年退職されたとは言えまだまだ若いご夫婦から事前見積を依頼され、思い描いている内容を聞かせていただきました。
出来上がった見積をお届けした際に、奥様から
「お葬儀は決めることが沢山あって大変だから、ある程度決めておけば子供達に余裕ができるし、ゆっくりお別れして欲しいから…」と言われました。
亡くなられてからご葬儀までの日程は、亡くなられた日が1日目、通夜が2日目、葬儀告別式が3日目となることが多く、1日目に打ち合わせを行います。
夜間に亡くなられた場合は2日目に打ち合わせを行い、通夜が3日目、葬儀告別式が4日目となります。
打ち合わせでは内容を決めていくのですが、この内容の中に決めることが沢山あります。
亡くなられてからでないと決められないこともありますが、
場所はどこにするか?(会館または自宅)
規模はどうするか?(家族葬または一般葬)
どんな祭壇にするか?
どなたに参列していただくか?
寺院の人数はどうするか?
など、事前に決めておくことが可能なものもあります。
今回は子供さんたちだけでは悩みそうなところ、自分たちが考えられている思いを見積書に反映させて作りました。見積書をお渡しした後日、お出会いしたときには少し準備ができたので不安が1つ消えました、と言われていました。
まだまだ先のお葬儀のことですが、終活の一環として、万が一の時の安心のために事前見積をお勧めします。