葬祭部の山下です。
入社から半年以上が経ち、お陰様で仕事を通してたくさんとお客様とお出会いする機会が増えてきました。また、山南町内いろいろな場所にも行かせてもらい、地理もかなり分かるようになってきました。
実は入社当初、これから仕事をしていくうえで上司から伝えてもらった言葉があります。それは
「葬儀のプロになることはもちろん、山南町のプロになることを目指そう」という言葉です。私はこの言葉がすごく印象に残っていて今も日頃から意識しています。
では、山南町のプロとは具体的にどういう意味なのか…自分なりにいま出している答えは、人・地理・風習全てに精通していて地元の皆様と対等に話ができて、お客様に納得・信頼していただけるような案内ができることだと思います。これには単に知識を詰め込むだけでは得られない地道な経験が必要だと考えています。
葬祭部の先輩スタッフと話していると、出てくる会話が、まさに今までの経験を物語っていると思わされることが多々あります。「〇〇地域の〇〇さん」と聞くと「△△さんの兄弟さんやな」「その親族の方が□□自治会に住んでおられて…」「実はその方は昔こんな仕事をしておられてウチの会社でもお世話になっていた」等と、すぐにその方に関する知識や情報が出てきます。また、場所を尋ねたときも「〇〇地域の△△の角を曲がって…」と山南町内の地図をすべて把握しているかのようで驚かされます。また、各地域やお寺様ごとの慣習もマニュアルが頭に入っているかのようにお客様から聞かれてもすぐに返答されている様子もよく見てきました。
こういった先輩スタッフの様子を見ていると、やはり長年の地道な経験を積み重ねることによって山南町のプロになっておられるのだなと感じます。そのためには、これからも、たくさんの場所でたくさんのお客様とのお仕事を一つ一つ丁寧に行い、良い関係性を築いていく、お客様とのつながりを大切にするということの積み重ねが必要だと思います。
もみじ市民ホールでは山南町以外のお客様の御葬儀もたくさんご依頼いただいていますが、やはり一番は山南町の地元の皆様に支えていただいていることで私達のお仕事が成り立っています。山南町のプロとして感謝の気持ちを持って、皆様のお役に立てるようにこれからも精進していきます。