葬祭部の門脇です。
葬儀も全国的には家族葬が増えてきております。それによって葬儀や法事での喪服の常識がこれから変わってくるのではないかと私は思っています。
現在は、葬儀や法事に出席する際男性は黒の礼服、女性は黒のフォーマルが主流です。
ひと昔前には喪主はモーニング、主要な女性は喪服(黒の着物)を着る事が当たり前でしたが、喪主がモーニング着られることはほぼ無くなり、女性の着物も減ってきています。時代によって当たり前と思っていたことも変わってきています。最終的には普段着などカジュアルな服装になるのではないかと思います。家族だけで送る葬儀が増えれば尚更、いつも通り家で過ごす感覚で送りたいという考えが増えて来るのではないかと予想しています。
それも含めて一般葬が減る事によって礼服を着る機会が稀になり、現在みたいに礼服を買って持っておくという当たり前も無くなってきそうです。故人様にしても10年前くらいは遺影写真は喪服、故人様には白の仏衣をお着せするのがあたりまえでしたが、現在では故人様が生前着ていた服を使われる事が主流になっています。
そのように参列者の服も変わってくるかと思います。私は出来れば変わってほしいです!礼服を買っても太ったせいで着れなくて何着買い替えた事か…(笑)
10年後20年後、今と比べてお葬式の常識も変わっていくでしょう。その流れを見れる事もまた葬儀社スタッフとしての楽しみでもあります。