何するねん!

葬祭部の義積です。

義姉のお母様が亡くなり葬儀に参列するため大阪市まで行きました。葬儀当日は、式前に依頼されていた納棺を行い、続いて葬儀式に参列しました。出棺後は、大阪市立瓜破斎場までタクシーで移動しました。そこはとても大きな施設で、炉は全部で30炉あり日本で二番目に大きな斎場だそうです。タクシーから降りて建物に近づくと、そこのスタッフが数人で大きな声と手ぶりで案内をしてくれるのですが、賑やか過ぎて、まるでどこかの呼び込みのようです。周りには他のご遺族や、宗教者、葬儀会社のスタッフが建物内も駐車場でも人が溢れかえっているので、大きな声を出さないと分かりにくいのかもしれません。普段私たちが利用する「つつじ苑」は、利用時は一組のみなので、人の多さと騒がしさの違いにびっくりしました。

火葬後は骨上げ待ち時間に食事を済ませ、また骨上げに斎場に戻りました。骨上げでは、スタッフの方が慣れた口調で説明してくださいました。「(お骨を)どんどん入れてください。」と促され、骨箱にはすぐにたくさんのお骨が入りました。骨箱からお骨が溢れていたので「蓋が閉まるか心配です」と私が言うと、スタッフの方が「大丈夫です!」と慣れた手つきで、お骨をガッガッっと砕き、お箸で縁を回し整えられました。大切なお骨を、鍋のスープを混ぜるような雑な扱いに唖然としました。

大きな斎場では、時間制限もあり、次から次へとご遺族がやってくるので、これが日常なのかもしれません。ご遺族にとっては「大切な人のお骨」ですが、スタッフの方にとって「モノ」に見えるのかもしれません。利用人数が多いのは分かりますが、お骨を小さくするご遺族に了解を得るべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな斎場では、時間制限もあり、次から次へとご遺族がやってくるので、これが日常なのかもしれません。ご遺族にとっては「大切な人のお骨」ですが、もしかしたらスタッフの方にとっては「モノ」に見えるのかもしれません。斎場が広いから・利用人数が多いからといって、故人様(遺骨)をぞんざいに扱うのは間違いです。残念な行為だと感じました。