今と昔の葬儀

葬祭部の板垣です。
私の祖父母は、父方も母方のどちらも亡くなって数年~数十年が経っています。
私が小学世の時に亡くなった父方の祖母の葬儀の事は今でも忘れずに覚えている部分が多いです。その時は、今のように葬儀場などもなく、自宅での通夜・葬儀が普通だった時代でした。この頃の自宅での通夜・葬儀の準備は自治会の同じ組の方が各家から2名ずつ手伝いに来られ、食事からお寺様の対応までして下さっていました。そして、私の住んでいる地区だけでしたがお墓に火葬場があり、故人の方の火葬までを自治会の方にお世話になっていました。今でこそ火葬出来る場所が丹波市には氷上町と柏原町にありますが、この時代はなかったので火葬される場合は篠山市の火葬場に行かれたり、土葬をされていたそうです。

今でこそ通夜・葬儀を葬儀場でされる方が増えて自治会の方に手伝って頂く事も少なくなり、昔より簡略化された部分も多くなっています。最近、近所に住まわれている方に、昔は自宅での通夜・葬儀が大変だったとお聞きする事がありまして、このような準備や対応が大変だった記憶があるからなんだと思いました。