葬祭部の杉上です。
仕事の都合や、やむを得ない事情で参列できず直接香典をお渡しできないことも有ります。その際は、香典を郵送しても失礼にはあたりません。短い手紙を添えると、よりお悔やみの気持ちが伝わりやすくなります。
香典を郵送するタイミングは、参列できないことが分かった時点で早めに送るのが理想です。日を空けて香典を送ると、香典返しなどの作業で喪主に負担をかける恐れがあります。そのため葬儀から一週間後くらいを目安に、遅くとも一ヶ月以内には喪主の手元に香典が到着するように郵送してください。宛名は、葬儀の喪主宛てにします。
香典に添える手紙は、手渡しする時に「この度はご愁傷様です」と一言添えるのと同じ意味合いを持ちます。ご遺族を気遣う言葉と、香典を同封していることを便箋一枚に収まるように簡潔に書きます。もし故人様の家族と面識がない場合には、故人様と自分の関係性も記しておくと、当家の負担が少なくなります。使用する便箋や封筒はシンプルなものにし、黒いインクが出るペンか万年筆を使用します。文章にも注意が必要です。「引き続」などの重ね言葉や忌み言葉を避け、二重封筒も不幸が重なるを意味するため避けたほうが良いでしょう。
参考にしてください。