葬祭部の門脇です。
葬儀の日程を決める際、臨終から何日空けるかは当家の希望や地域によりさまざまです。早くても、遅くても、メリットデメリットがあります。
臨終からお通夜(葬儀)までの間に当家がしないといけない事はたくさんあり「菩提寺・葬儀社・自治会・親族などへの連絡」「葬儀社との打合せ」「料理の数や供物、遺影写真などの準備」などがあります。葬儀の規模が大きくなればなるほど増えてきます。
私のオススメは、臨終から通夜まで24時間は空ける事です。もちろん亡くなった当日の通夜はできます。しかし、全てが速足になり落ち着いて葬儀の内容を考えることができなくなり、故人様とゆっくりお別れをする事が難しくなります。
最近では1日置かれての通夜の形が増えてきていますが、家の方の都合で数日空いてしまう場合もあります。そうすると、まず心配になるのが故人様の御身体です。夏場のクーラーが無い部屋で布団での安置は、2、3日以上で故人様の状態の変化のリスクが大きくなります。その場合は早期の納棺をしております。納棺を早めにする事により、柩の中に入れる冷却材の冷気が充満するため、冷蔵庫と同じになります。よって故人様の御身体の状態も保つことができます
日程の設定を後悔をされる事は少なくありません。葬儀スタッフに相談して頂ければ、意向とご都合を考えて最善の日程をアドバイスいたします。