亡くなった際のお帰り先

葬祭部の門脇です。

現在、ほとんどの方が病院又は老人ホーム施設でお亡くなりになります。昔のように自宅で亡くなるということは珍しくなってきました。病院や老人ホームで亡くなると、そこから安置場所に移動をしなくてはなりません。安置場所の選択肢としては自宅と葬儀会館がありますが、山南町ではまだまだ自宅に安置をする事が一般的です。

理由としては、最後は家で過ごさせてあげたい近くの自治会の方がお参りにこられる為などが多いです。しかし、ちょっとずつではありますが、葬儀会館に直接入られる方も増えてきてはいます。葬儀会館に直接入られる方の理由としては自宅が無い方故人が長く一人暮らしをされていたり寝たきりで家が片付けられていないなどが多くあります。

ご近所付き合いの深い山南町では自宅安置が主流ですが、これもいつか逆転していくと思います。私が前に勤めていた加西市の葬儀社では見事に逆転しました。これから今以上に若い方はどんどん都会にでられ、高齢者は一人暮らしや老人ホームに入所して空き家状態になる家が増えてくるで有ろうと思います。そうなるとおのずと葬儀会館に直接安置されるのが一番楽な方法になってきます。

また、私の経験上不幸が起きる前に安置場所を決められている方は少なく感じます。お迎えまでの短い間にそれを決めないといけない為、後で後悔される方もおられます。私は前もって安置場所の相談をされることをオススメ致します。