故人との最後の思い出

葬祭部の杉上です。

葬儀の際に写真を撮影することが有ります。
・祭壇や供物、供花などを記録として
・会場の雰囲気や様子を記録するため
・参列者の顔ぶれを把握するため
・故人との最後の思い出を残すため
など、葬儀後に役に立つことが写真には含まれています。

「喪主をつとめるのに精一杯で、全体を見ることができなかった」
「悲しみが深くて周りが見れなかった」と当日の様子を思い返そうとしても思い出せない人もいます。そんな時に写真を見れば思い返せます。

撮影する際にはシャッター音は消す、フラッシュはたかないなど気を付けています。他にも読経中の僧侶や、焼香中の会葬者の視界に入らないようにするなど、葬儀進行の妨げにならないよう十分に配慮しています。

祭壇前でご家族の集合写真を撮ることも有ります。子供たちが独立すると、遠方に住んでいたり多忙でなかなか会えなかったりします。葬儀は故人に縁がある人が1度に集まりますので、集合写真を撮る大変貴重な機会となります。後々、集合写真を見ながら語り合い、故人さんとの思い出話に花が咲かせることが出来ます。