自宅で葬儀を行いました。

葬祭部の杉上です。

先日、ご自宅での葬儀を担当しました。
故人様が生前中お子様へ「自分が亡くなった時には家から出してくれ!」と言われていた言葉を尊重し、お通夜は親族と近隣の方の参列有り、お葬儀は親族のみの家族葬で行いました。

自分が住み慣れた家、念入りに手入れをした庭、見慣れた風景に囲まれて出棺するのは自宅葬の1番の魅力です。

自宅で葬儀を行う場合、祭壇を設置し葬儀が行えるようにしますので、ある程度のスペースが必要となります。襖を外して二間続きに出来るお部屋が有るのが理想です。
昔ながらの日本家屋の間取りで有れば十分の広さが有りますが、最近の1戸建ての間取りでは仏間が有っても一間だけで、二間続きにするのは難しいと思います。またお寺様が葬儀用の衣装に着替えられますので、寺院用の控室も必要となってきます。皆さんが寛がれるお部屋で、どうぞお着替えを…という訳にはいきません。

今回は二間続きのお部屋が有り、お寺様の控室も確保できましたので問題なく出来ました。ただし、7月初旬の暑さに皆さん少ししんどい思いをされたかもしれませんね。