お線香の原料

葬祭部の杉上です。

お客様にお渡しするお線香、今まで気にならなかった箱の裏を見ると『原料タブ粉』と書いてあります。

『タブ粉??』

初めて見る文字に怪しさを感じてしまい、お線香について調べてみました。

タブ粉とは、クスノキ科の常緑樹の1種タブノキ(椨の木)の樹皮を粉末にしたもので、水分を加えて混ぜると粘りが出る性質が有り、香料を混ぜ合わせた後に固めて線香になるそうです。香料は植物性のものと動物性のものに大きく分けられます。白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などが有名な香料です。

タブ粉を調べていた時にネット通販で販売されているのを見つけました。さらに調べると、お線香は自分で作れるようです!!

いくつかの香原料を混ぜ合わせ最後にタブ粉を入れ水を加えて練り上げます。原料がまとまって耳たぶくらいの固さになったら、好きな形に成型して乾燥させると出来上がりです。

自分で作る線香に、すごく興味がわいてきました!
初めて作る人用の手作りセットも有るようですので、チャレンジしみようと思います。