葬祭部の杉上です。
先日、叔母の葬儀に参列してきました。
母の5歳下の妹で75才、ヨガのインストラクターをしていたことも有り、スレンダーな格好いい伯母でした。
1月上旬にスキルス胃がんであること、医師から桜が見れるかな?と言われたことを叔父から聞き、ショックと共に涙があふれ止まりませんでした。病院で治療することは難しく、退院して自宅での闘病生活になり、今すぐにでも会いたい気持ちでいっぱいだったのですが、自宅とはいえ苦しい姿を見せたくないのか、叔母は私達にも友人にも会いたくないと言っていました。もしかしたら病状が良くなり、会ってくれる気持ちになるかな?と思っていたのですが、本当に桜のつぼみもまだまだ固い3月上旬に亡くなり、生きているうちに会うことは叶いませんでした。
子供の頃は夏休みともなれば、祖母の家に集まり叔母や従妹たちと必ず遊んでいましたが、学生になり就職して結婚して会う機会が減っていき、子育てがひと段落して、仕事に精を出すようになってからは益々会うことが難しくなっていました。今年になり気持ちに余裕が出来た事もあり、会いに行きたいなぁと思って矢先の出来事に後悔の気持ちで一杯です。
いつでも会えると思って、ついつい後回しにしてしまっていたけど、会えると思っている人に会えないって本当にツライです。あの時に言っておけばよかった、あの時にこうすれば良かった、そう思っても出来ない。後悔しかありません。コロナという会えない状況が有ったとしても、元気なうちなら会えていたかもしれないのに、残念です。
だから会いたい人には会いに行こう!と思いました。
生きていると予想しなかったことが起きる、ってのを改めて実感しました。
会いたい人にはドンドンあって、やりたいこともドンドンやって、今を精いっぱい生きなくっちゃ!と思う今日この頃です。