葬祭部の杉上です。
先日こんな記事を目にしました。
『自分亡き後のための「終活」ではなく、ラクに生きるための片づけ。いうなれば「生き活」です。「これからも生きていくために、住み慣れた我が家を整える」それこそが、1人暮らしをしていた親の支えになるはずだと、考えました。』
なるほど!と思いました。
自分の親も少しづつ断捨離をしているようですが、不用品を大量に捨てている様子もなく、こちらにあった物をあちらにと移動しながら少しばかりの不用品を捨てているだけ、視点が違うと思いました。
いつまでも我が家で暮らすために、年老いて出来ることが出来なくなっていく中で、安心安全に暮らしていける居心地の良さを作っていくための「生き活」です。
生きていくために整えるための出発点は、普段通りを疑う事。
普段から当たり前にやっていることや、モノの収納場所や置き方を「はたして本当にそれでいいの?」「もっと楽な方法はないの?」と疑って一つ一つ改善していき、小さな改善点の積み重ねや、ちょっとの工夫で生活が良くなるうえに、「次はどこを片付けようか」と工夫を考えること自体が楽しい、と書かれていました。
私の両親も今は元気で自分の事は何でも出来るますが、そのうち思うように動けない日も来るかもしれません。少しでも親が動きやすいように私も「生き活」の手伝いが出来ればと思います。