葬祭部の杉上です。
お写真をパネルに貼り、ご親族様に故人様を偲んでいただくことを提案しました。
喪主様もとても乗る気で写真探しが始まったのですが、なかなかいいものが見つかりません。葬儀前日、『少ししか見つからない』とおっしゃったので『大丈夫ですよ、見つかった分だけ式場に持って来てください』とお伝えしました。
当日、お孫さんがスマホにたくさん写真を保存しているが分かり、予想以上に写真が集まりました。
お孫さんたちの手でパネルに貼り、親族さんたちと思い出話に花が咲きました。喪主さんも写真の前で笑顔で対応されていました。
告別式の最後、喪主様のあいさつで『親が亡くなって、最初に思い出されるのは悪いことばかりでしたが、古い写真を見ているとあんなこともあった、こんなこともあったと良い思い出がたくさん出てきました。親からも悪いことばっかり言わないでと言われているような気がします。』と、話されました。
ご親族様に偲んでいただくために集めた写真ですが、喪主様の心を癒されるものになったように感じました。