葬祭部の杉上です。
家族葬では受付を用意しないことが多いのですが、ご弔問に来られた方から『受付は無いのですか?』と聞かれることが有ります。
そもそも受付はお香典の受け渡し場所としての機能と、どなたが弔問(会葬)に来られたか後から分かるようにカードへ記帳していただき、カードを預かるという機能が有ります。
したがいまして家族と近しい親族のみで行い、香典は辞退をし、誰が来てくれたか全員わかる、という場合は受付は必要ないということになります。
最近、もみじでおススメしています「葬儀告別式は親族ので行うが、その前に1時間程度お悔みを受ける場を設ける」スタイルの場合は、受付が必要となります。受付に立たれる方は親族様でも良いし、自治会の方にお願いされても良いと思います。
先日の葬儀では、家族葬で行うと聞かれた自治会の方が「せめて受付だけは手伝わせてください」と言われ、受付のお手伝いをされていました。
コロナ禍においての葬儀では、省略されてしまうことが時々有りますが、昔から慣例的に行われたことは失われずに続けていけると良いですね。