葬祭部の板垣です。
葬儀にあたってご遺体を運ぶときに使用する車といえば、霊柩車を思い浮かべる方がほとんどだと思います。しかし、亡くなった方を運ぶために寝台車と呼ばれる車が有ります。
寝台車と霊柩車では違いがあります。
寝台車は、主に病院や施設などでお亡くりになられた方を、ご自宅や葬儀会館の安置先にお送りする際に使用する為の車輌です。
霊柩車は、葬儀会館から斎場までお送りする際に使用する為の車輌です。
寝台車、霊柩車共に8ナンバーの緑色のプレートをつけており貨物自動車運送事業法に基づいた許可が必要になります。
私の霊柩車のイメージでは、神道や仏教の建築様式を模した宮型霊柩車と呼ばれる車です。
最近は、宮型霊柩車よりもリムジンのような形をしている洋型霊柩車に変わっています。
これは、宮型霊柩車のような仰々しい感じの物より、落ち着いた感じの洋型霊柩車を選ばれる傾向にあるからです。また斎場によっては宮型霊柩車を禁止されている所もあります。もみじ市民ホールがある丹波市でも宮型霊柩車の乗り入れは禁止されていますので、最近では見る機会がめっきり無くなりました。