葬祭部 伊藤です。
納棺の時に、副葬品（お棺に入れる物）のご用意をお願いするのですが、先日の故人様はとても多趣味で、生前の趣味のお話を沢山聞かせていただきながらお入れしていくと、お棺の中がご趣味の物でいっぱいになりました。私は、生前の故人様を存じ上げませんが、趣味に多忙で沢山のご友人と生き生きと活動されておられた様子が目に浮かび、私もご家族様とご一緒に故人様に想いを馳せる事が出来ました。
副葬品をどうしようかと悩まれる方がおられるかもしれませんので、少し書いておきます。
※入れられる物・・お花、食べ物、お菓子、紙パックの飲料、手紙、寄せ書き、洋服（お仕事で着ていた制服など）、人形、ぬいぐるみ。写真（生きている人が写っていると気にされる方もいるので注意が必要）基本燃える物
※入れられない物・・メガネ、お金（違法）、かなり分厚い本、ゴルフクラブ、釣り竿、革製品（有害物質が出る恐れ）、ライター、危険物や燃えない物
入れられない理由は、お骨に影響を及ぼす、火葬の機械に影響を及ぼす、有害物質が出る危険性等です。
お棺に入れて差し上げたいのに、入れられない物があれば、いい方法があります！写真にしてしまえばＯＫです！ゴルフクラブも釣り竿も、写真にすれば大丈夫です。好きだった景色の写真もいいかもしれません。
私、テレビ大好き人間なんです。ドラマ大好き、お笑い番組大好き。「テレビを写真に写して、大きくして棺に入れてな。絶対、リモコン忘れんとってよ」と子どもに頼んでおこうかなと思っています。
