葬祭部の義積です。4月に入り、丹波市では桜が満開の季節をむかえています。谷川ホールからは圧巻の桜並木を見ることができて、いつもこの季節は華やかな気持ちになります。
先日ネットを見ていましたらこんなワードが出てきました。
「泣いても笑っても怒ってもいけないサービス業=葬儀屋」
大切な方をお送りする大切な儀式をお手伝いするスタッフは、泣いても笑ってもいけないのしょうか?10年以上前、私は葬祭部のスタッフになるための研修受けました。今では担当もできるようになり、多くの葬儀に携わってきています。それでも今でも研修で聞いた言葉は忘れません。
葬儀スタッフは厳粛な式中はいけませんが、笑ってはいけないことはない。スタッフが四六時中悲しい表情をする必要はないとのことでした。
ご親族や、参列者の方は悲しい気持ちや、不安なお気持ちで会館にお越しになられます。そのような中、話しかけにくスタッフばかりなら不安は更に深まります。そのようなお気持ちを少しでも取り除けるように、また安心できるように対応をしています。
担当になると、喪主様やご家族に接する機会が必然的に多くなります。自分の家族と重なることがあるといつも以上に感情が高ぶり、思わずもらい泣きしてしまうことはあります。他社の葬儀に携わるスタッフは、どのようにされているかは分かりませんが、泣いても笑っても怒ってもいけないサービス業=葬儀屋は違う気がします。