葬祭部の杉上です。
お墓参りの際、墓地の入り口に6体並んでいるお地蔵様を見かけたことはありませんか?
六地蔵尊と呼ばれていて、正式なお名前は地蔵菩薩と言います。
地蔵菩薩は、手を合わせた者の身代わりとなって地獄の苦しみから救うだけでなく、死者が生まれ変わる六つの世界全てを巡って救済を行うと考えられています。
六地蔵尊は、地蔵菩薩が六つの世界へ赴くために姿を変えたものなのですね。
この有難い六地蔵尊を供物の一つにしました。
着物の生地より、ひと針ひと針心を込めた手作りです。
先日、お孫さんたちが棺の中に入れてあげたいと言われ3体ご用意いたしました。お地蔵様の底にはメッセージが書けるようになっていて、まずは2体を納棺の際に入れられました。もう1体はメッセージが未だなので後で入れますとのことでした。
出棺前の最期のお別れでふたを開けると3体のお地蔵さんが並んでいました。後から入れられたお地蔵さまには何とお髭が描かれていました。そういえば男のお孫さんには鼻の下にお髭が有りました。きっと棺の中に眠るおばあちゃんも『くすっ』と笑われたのではないでしょうか。
再現するとこんな👇感じです(*^-^*)