オンライン葬儀

葬祭部の門脇です。

現在、色々な物がオンライン化していっています。葬儀のオンライン化も昔から有ったのは有ったのですが、このコロナ禍により少しずつ普及をして来ています。オンライン葬儀(リモート葬儀ともいいます)とはパソコン、スマホなどを利用して遠隔地から参列できる葬儀携帯の事です。
主な特徴は、インターネットを通じた葬儀のライブ配信や、葬儀後の期間限定の映像配信です。利用するシステムや端末にもよりますが、葬儀会場にいる参列者と、遠隔地にいる参列者が会話することも可能です。葬儀に参列したいけど、やむを得ず参列できない方への対応策としてオンライン葬儀が有効な手段として受けいれられつつあります。 また、遺族側の立場であれば、コロナ禍で参列者を限定せざる得ない葬儀において、会場にお越し頂けない方に参列の機会を用意するという意味でもオンライン葬儀が存在意義を持ちます。
このオンライン葬儀にももちろんメリットとデメリットがあります。
メリットでは上記でも書きましたが「葬儀会場に来れない方が参列できる。」「葬儀会場の容量を超える規模の葬儀が出来る」「感染症対策として有効」があげられます。2番目のメリットに対しては仮に葬儀会場が数十人しか入れない大きさであっても、オンラインでは数百人、数千人と際限なく葬儀に参列していただくことが出来ます。また、大きな会場を使用するよりもコストが抑えられることもメリットとして考えられます。
デメリットとしては「撮影範囲の問題がある」「デジタル端末に弱い人もいる」「スマホなど通信機器の不備で参加できない方もいる」
ひとつのデメリットの撮影範囲の問題に関しては故人の姿を見たいという方がいらっしゃるかもしれませんが、故人を撮影することには抵抗を感じる人もいます。また、火葬場は撮影が禁止されているため、オンライン葬儀では最後のお別れの様子まで立ち会えないという問題もあります。
もちろんオンライン葬儀自体が受け入れらるかという問題もありますが、金額を調べたところオンラインサービス自体は大体3~5万程でそこまで金額ははらないそうです。ちなみに香典や供物に関してもクレジット決済などで対応もできるので全てオンラインで済ませる事ができます。
まだまだ郡部では普及は先の話になりますが、近い将来オンライン葬儀が主流になる時代がくるかもですね。