祭壇のお花を故人様らしく

葬祭部の広田です。

葬儀にはお花がつきものです。祭壇に飾るお花、供花、花束、枕花、納棺花と色々とご用意できます。
葬儀とは、人生を如何に生きてきたかを残された遺族が故人様の為に最後に執り行う儀式です。そしてそれは残された自分達がいつかは前を向き、故人様のためにもこれからを精一杯生きると誓う為でもあります。そんな故人様の生きた証を、祭壇を使って花で彩り、再現する事が可能です。
いわゆるデザイン祭壇というものですが例えば「生前野球が好きだった、特に阪神を応援していた」ということなら、黄色と白の花をベースに使い、阪神カラーで作成することも可能です。「釣りが好きだった」というかたには祭壇に飾る花を波打たせて海をイメージしてみたり、魚や船をデザインしてみたり。ゴルフが好きだった方はお花でゴルフ場を作ることだってできます。
「葬儀の場でそういう事は不謹慎だ」という方はもしかしたらいらっしゃるかもしれません。ですが故人様の事をよく知る大半の人は「〇〇さんらしいなあ」と言ってくださるでしょうし、まず一番に故人様がお喜びされる事でしょう。私だったら…音符がいいです。歌を聴くのも唄うのも好きなので。