お線香

葬祭部の杉上です。

葬儀には欠かせないお線香。
日常生活においても、お仏壇にお線香は必ずあげます。
線香をあげる行為には、意味が有ります。
■仏様へのお供え物(食べ物)
あの世に旅立つまでの期間、亡くなった方のお食事代わりになると言われています。そのために、四十九日間は故人の好きな香り(食べ物)を絶やさないようにします。
■自身のお清め
人は生きていくうちに、いつのまにか心と体に汚れがついてしまっている、という考えがあります。そのために仏様の前でお線香をたくことで、その煙が自身やその場を清められます。
■仏様との交流
線香の煙が「あの世」と「この世」を繋げてくれて、線香をあげるという行為自体に仏様と心を通わせると言われています。
今度の祖母の命日には、自分の好きな香りで心を通わせたいと思います。
祖母の事を思うとお線香を選びも楽しくなりますね。