新型コロナウィルスの影響

葬祭部の門脇です。
今年の2月3月の時には、ここまで新型コロナウィルスが流行し、猛威を振るうものとは想像ができませんでした。そういう意味では心の中どこかで対岸の火事だと思っていたのでしょう。

この新型コロナウィルスにより生活が変わった方もおられるとは思います。葬儀も、どんどん影響がでてきております。まだまだ丹波市などでは家族葬を行うという形で自粛されるお客様が大半になったくらいで、そこまで大きな変化はありませんが、都会にのほうになると『後日葬』『後葬』の予約をされておられる方が多いそうです。芸能人の方が亡くなった際にもよく葬儀は家族だけでし、後日お別れ会をするという形は聞かれることがあると思います。しかしそれはあくまで亡くなってから、そう日にちは立たずにしております。

コロナ禍の『後日葬』というのは新型コロナウィルスが収束した後ということになります。しかし、TVなどでは収束まで長期に渡るかもしれないと言っているので、いつするのかもわからない日程でされる事になります。いざ葬儀を行う際には余裕をもって日時を参列者に伝え行うのでしょうが、告知の仕方等どうするのか気になるところです。そういった後日葬以外にも、香典をキャッシュレスにする、電話などで葬儀の音声のみを流す、VTRで映す、など色々な工夫をされておられる葬儀社もあるそうです。なかなか初めての取り組みはお客様からも敬遠されがちなもので、試みを考えてみるもののどのように案内をしていくのか難しいものです。

まだまだ新型コロナウィルスの収束は時間がかかるかもしれません。葬儀社として何がお客様にとって、ベストなのか考えていきたいです。