色々な国の葬儀

葬祭部の門脇です。

最近では日本に住んでおられる外国人の方が増え、そういう方に不幸が起きると、もちろん日本で葬儀をあげられる方が多いです。今までに中国、韓国、ブラジルの方の葬儀をしてきたことがありますが、いざ海外の方の葬儀となると海外の実家の方がくるまでに、どうしても時間がかかってしまうという事があり、過去に一度、亡くなられてから一か月ちょっと火葬をするまでかかったこともあります。

国によっては葬儀のやり方は全く違い、基本は日本での式辞で行う事が多いですが、その中でも稀に国の特色を入れたりもします。例えば中国では焼香ではなく献花をすることが多いです。式中には歌を歌ったり故人様にお参りの際は三回礼をします。

韓国などは故人様を藁で巻いたり、式中の音楽も神式の雅楽なような音楽を鳴らします。そして日本に比べて全体的に派手な葬儀が多いです。

日本もこれからどんどんグローバル化が進んでくると思います。葬儀屋もそれに合わせ国柄に合わせた葬儀をできるようにしていかないといけないと思います。