葬儀中の空き巣

葬祭の門脇です。

皆様良く葬儀の際に自宅に空き巣が入るという噂をご存知でしょうか?
一般葬とかになりますと、ご自宅に忌中紙(訃報の張り紙)を貼ります。
その紙には葬儀の日程なども一緒に記載している為確実にその時間は自宅には人がいない事が
分かる上に葬儀の支払いの為に大金を家に置いている可能性もあるからだと思います。
しかし、今まで13年間葬儀をやってきて空き巣の被害にあった方はありません。と言いたいところ
なのですが実は一度だけ前の葬儀会館のお客様で被害にあった方がおられました。
その方も一般葬をされ、自宅には忌中紙を貼っておりました。
葬儀が終わり自宅にお客様と49日のお飾りをしにいきましたが、その際は誰もそのことには気づかず
何日後かの集金の際にもまだ気づいていないままでした。
その後、49日が終わり飾りの片付に行った際にお客様からその話を初めて聞きました。
どうやら空き巣に入られたと言っても被害は全くなかったようで後日その空き巣に入った犯人が
他の家で犯行中に捕まりそのあとの証言でお客様の家にも入ったと供述し、その後警察が来て
初めて知ったそうです。
その犯人は九州の人で葬儀中の家を狙いここまで犯行に来ていたそうです。
昔は自宅でしていた為空き巣に入ることは少なく出棺の際にでも誰かしら家にいたので大丈夫でした。