本当にあった怖い話

葬祭部の門脇です。
台風も過ぎまだまだ暑い日が続きますので、少し涼しくなる自分の実体験をさせて頂こうかと思います。この仕事を長くしていて、一番か二番目に多く周りから聞かれることが『幽霊見た?』です。
率直に言いますと2度見たことが有ります!
その内の片方をお話しますが、あまり怖いという話ではありませんが、
そういった話が苦手な方はお気をつけください。
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以前、勤めていた葬儀社での事です。
その日は当直で電話番をしていた時に、お客様より故人様の搬送のご依頼があり、夜中の1時半に病院まで迎えに行き、ご自宅までお送りする途中の事でした。
2時過ぎ頃、車には家の方が一緒に乗っておられ故人様のお話をしながら運転している時、不意に前方の左上くらいに周りが青く、中が赤く光っている球体が二つ空を左方向に飛んでいくのが見えました。何故か自分はその時それを火の玉と思う事が出来ず、ずっと流れ星だ!と思い『お金持ちになれますようにお金持ちになれます…(略』願い事をしていました。
しばらくするとお客様から「今のって…火の玉ですよね…」と言われ、初めてそれが火の玉と気づくと、全身から血の気が引き鳥肌がぶわっと立ち急に怖くなりました。
その後、ご自宅に安置し葬儀の日時設定したあと普段ですと、日にちも空くので落ちついてから打ち合わせという形になるのですが、お客様も家で1人、自分も会館に1人になるので、すぐ前に火の玉を見ていて怖かったのも有り、少し照れながら意見一致で打ち合わせした時の事は今でも鮮明に覚えています。
後日、火の玉を見た場所から近くに住んでる同僚に話しをすると、その火の玉を見た場所で何年か前に交通事故で2人亡くなったと聞き ハッ! と一時期その道に花が供えられている事を見たことを思い出しました。見た当事者としては背筋の凍る情報でした。
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以上になります。
そこまで怖い内容ではないので申し訳ないのですが、自分としては良い経験だったなと思っています。葬儀社で働いて10年ちょっとですが、こういった体験をするまで幽霊などに対してまったく信用していませんでした。
自分自身『葬儀』という関係の仕事をしていると、どうしても他の仕事をしている人以上に体験する可能性がある事なので、それは他の方にはなかなか体験することが出来ない貴重な経験としてしていきたいと考えています。
もみじホールには葬儀経験の長い方もおられるので、また皆さんの体験談もあれば聞いてみたいと思います。