葬祭部の杉上です。
以前、担当した家で1年の間に2回、お父さんとお母さんの葬儀を行ったことが有ります。二人の遺影写真は、東京にお住いの息子さんのところへ遊びに行った時の物を使われました。1枚の写真から2枚の遺影写真になりました。
仏間には、2つの遺影が飾られているのですが、この度、手元用に飾るために、元の写真の背景を加工して2人を引き寄せて、1枚に2人が写っている遺影写真を作って欲しいと依頼されました。
実際のお写真をお見せ出来ないのが残念ですが、仕上がりは素敵なものになりました。
「普段は笑わない父が、東京へ遊びに行くと笑うんです。」と仕上がった写真を見ながら、ご家族がお父さんのエピソードをお話ししてくださいました。
遺影に使われる写真は、10年前ぐらいであっても元気な頃の方が故人様らしさが感じられます。私が聞かせていただいたように、故人様の想い出が色々と出てきて懐かしむことが出来ます。