葬祭部の広田です。
今回は土葬についてお話しします。
といっても現在では土葬文化はほぼ残っておらず、このブログでは歴史や地理のお話になります。
まず土葬はいつからあるのか?
およそ40万年前から「葬る」文化はあり、その時から土葬は存在していたようです。
なぜ現在のように火葬が主流になったのかというと、元々は火葬に対して反発する宗教などもあり一時期は日本国内で火葬禁止令を出していた時代もあったようですが、土葬の良くない点として遺体の腐敗が進んだ時に病原菌が発生したり、土質が汚染されたりと色々な問題点からその火葬禁止令は解除され、そこから徐々に埋葬方法が土葬から火葬へと移り変わってきて現在に至るようです。
しかしキリスト教、イスラム教、儒教ではなお土葬が主流となっています。
国内でまだ土葬文化が残っている地域があり、奈良県や和歌山県のごく一部の地域で残っています。
私自身の意見としては斎場で焼かれる時に「可哀想」という感情が湧いてしまうことがありましたが、骨にすることによって骨をお守り代わりに身近に置いておく事もできるので私は火葬賛成派です。