葬儀へ参列し、受付でお香典を渡す時に使う袱紗(ふくさ)。
なんとなく、袱紗に包んでいるけれど何故包むかってご存知ですか?
人に渡す大切なお金を汚さないよう、裸で持ち歩かないのが日本人の礼儀とされています。大体予想通りですね。
実は、慶事と弔事では袱紗の包み方は違います。
【慶事】
1)祝儀袋をふくさ中央よりやや左の方へ寄せて置く
2)左を中に折り込む
3)上をたたみ、次に下をたたむ
4)右を折り、裏へ返して完成
【弔事】
1)不祝儀袋をふくさ中央よりやや右側の方へ寄せて置く
2)右を中に折り込む
3)下をたたみ、次に上をたたむ
4)左を折り、裏へ返して完成
次に渡し方ですが、慶事・弔事共に受付の前で袱紗から金封を取りだします。
そして受付の方が表書きを読める向きにし手渡します。その時に、片手ではなく両手で手渡すとより綺麗です。
会葬者の方を見ているとほとんどの方が綺麗に手渡されています。どうぞトライしてみてください。