3枚の絵
2017
03/22
もみじ市民ホールに「当家様」「親族様」として来られたことのある方はお気づきだと思いますが、控室の壁にこのような絵が飾ってあります。
中央の絵は「宇宙」をあらわす「大日如来」。
左の絵は「衆生の救済のため人間界に近い菩薩の身」となった「聖観音」。
亡くなった人の魂が「聖観音」の導きのもと天界にあがる姿を描いています。
右の絵は「ブッタ滅後56億7千万年後の遠い未来に姿を現し、多くの人々を救済する」とされる「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」。
亡くなった人の魂が仏となり「弥勒菩薩」とともに現世の家族を見守る姿を描いています。
三枚の絵を合わせて見ると、全ては宇宙である「大日如来」のご加護の元、天界と地上界の繋がり、亡くなった方と現世にいる家族との絆の繋がりを描いています。
遠く離れた存在になったとしても、共に支えあっていること。見守ってくれていること。共に歩んでいること。いつも見方でいてくれること。そんな事を感じさせてくれる作品となっています。
この作品は兵庫県出身の『ずんどこ書家 中山聖』さんに描いていただきました。
もみじに来られる際には一番下に書いてある言葉も読みながら、ずんどこ書家の絵をお楽しみください。
瀬川