寝ずの番
2021
09/02
葬祭部の広田です。
「寝ずの番」はご存知ですか?聞いたことのない方でも「亡くなった方の傍でお線香を絶やさないように」と耳にしたことはあるかと思います。じゃあこの「寝ずの番」は誰がするのかというと、家族や近親者の方です。「えっ、じゃあ通夜の日は寝ちゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。今は8時間ほど使える巻線香がありますので、十分お休みいただくことは可能です。しかし、お休みの際に気を付けていただきたいことがあります。まず、ロウソクは安定感のある物を使っているか、もしくは消したか。巻線香の周りに燃えやすいものは無いか。ちゃんと受け皿の上に巻線香が設置されているか。以上の点には十分注意してください。
ちなみに何故、線香が必要かというと、宗派の違いや諸説ありますが、「線香の香りが仏様のご飯になる」「自分を清めるため」「亡くなった方への供養のため」と考えられています。
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