母の終活
2017
01/26
終活の1つとして「エンディングノート」があります。
私の母が描いていたエンディングノートの話をさせていただきます。
母が亡くなった時、病院から自宅に連れて帰り
棚に目を向けると、エンディングノートがありました。
中を見てみると、全ては記入していなかったのですが、
自分の性格や趣味などが書かれていました。
まさか書いているとは思いもしませんでした。
この内容は、葬儀のナレーションに使っていただきました。
更に普段は自分の写真など飾らないのに、部屋に写真が飾ってあり、
これは遺影写真に使いました。
母なりの私へのメッセージだったのかもしれません。
最近は、終活(しゆうかつ)の認識も広まり、
エンディングノートを書かれる方も居られます。
おそらく全ての欄を埋めるのは大変だと思います。
そこで、必ず埋めて頂きたいのは、自分の事、家族への思いです。
私は、別居していましたので、晩年の友達が誰なのか、
どのように暮らしていたのか全く分かりませんでした。
友人や知人の連絡先を必ず書いておいてください。
万が一の時に連絡ができます。
エンディングノートを見て、
残された者は故人の意向に沿った行動をする事ができます。
またノートを書いているうちに、やり残していることが出てくるかも知れません。
元気な内に自分の人生を見つめ直す機会を見つける
ツールとして改めていいものだと感じました。
エンディングノートを使われてみてはいかがですか?
それらを整理することにより、これからの人生を豊かにする
視野が広がり、より楽しい人生を送ることへとつながります。
それが、終活だと私はかんがえています。
奥川
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