悲しみは我慢しないで
2017
01/19
以前、知り合いの方が亡くなられました。
お出会いすると、楽しくおしゃべりをしてくださり、
かなり年の離れた私にも、優しく接してくださる方でした。
その方が亡くなられたのを知って、涙があふれ、
もう会えないと思うと、なんとも言えない感情があふれました。
知人の私でさえ、こんな感情になるのですから、
家族の方にとっては、どんなに辛いことであろう、
多くの葬儀に立ち合っておきながら
改めて実感しました。
大切な方が亡くなることにおいて、
悲しみをこらえるのではなく、
しっかり悲しむということは、
大切なことと言われています。
故人が亡くなってからわずかの間に
通夜、葬儀を行い、
親族への対応もあり、忙しさに追われます。
そのため亡くなってすぐの頃は、忙しさのあまり
悲しみを感じることが出来なくて、葬儀を終えてから
悲しみを感じ始める方も多いようです。
ただ悲しいだけではなく、
色んな感情となって現れる場合もあります。
そんな時は無理に感情を抑えたりせず、
出来る範囲で悲しんだり、泣いたり、
心の思いを素直に出してください。
また身近な人に話を聞いてもらいましょう。
それは友達かもしれませんし、
ご家族かもしれません。
故人の思い出話を一緒にしてくれる人や、
話を聞いてくれる人であればいいですね。
人によって個人差はありますが、
辛い気持ちが癒えて、
懐かしい思い出に代わってくる日がきますよ。
私たちも、葬儀後たびたびお邪魔します。
よろしければ、その時にお話しをしてください。
杉上
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