ブログ「もみじ市民ホール」
2011年4月の記事

葬儀屋日記2.

2011
04/19
雪の日のお葬式
葬儀の前日って祭壇の準備をします。準備の日(前日)も北風がピューピュー吹いて寒い日でした。
そして当日朝目が覚めて窓を開けると、真っ白・・・
浅からテンションが下がりました。何故かと言うと僕が担当した式は雨や雪は絶対無かったのです。
急いで現場へ行き雪掻きをしました。自宅での葬儀だったのでストーブの数を増やし会葬者の方への配慮をしながらスタッフの到着を待っていると雪だるまになりながらスタッフがゾロゾロとやってきました。
でも皆さすがは葬儀業界人。現場に着くとシャキッと凍えているのは私だけ(めちゃくちゃ寒がりなんです・・・)そんなこんなで開式。霊柩車到着。まもなくバスが到着するかなと思ってた時、運転手が到着?
雪でバスが入れないとの事。(もっと早く言え)仕方なく後ろの車道に停車しておき親族には歩いてもらうことに・・・。雪は止む気配は無いまま式もおわり出棺です。雪の中輿のお孫さん達が柩を霊柩車まで運び乗棺そして出棺。
その時です。式場の中の幕をはずしテントを片付けようとしていると、テントのロープが凍って外れなくなっていました。お湯をかけて雪とお湯でベチョベチョになりながらテントを片付け会社へ帰り道具を片付けて終了しました。
後日ご挨拶に伺い「寒い中ありがとう」の一声になんか暖かくなりました。
当家の皆さんこそお疲れ様でした。

葬儀屋日記1.

2011
04/14
リハーサル有りの葬儀
私が、まだ前の会社に在職していた時に、お世話になったN家の喪主様。
冬で雪の散る寒い日でした。自宅~会館への移動の寸前に
「会館へ着いたらリハーサルをしたい。」と隣保の方もお見送りに来られているので、よく聞けずに会館入りました。
リハーサルって何?と思い伺うと
「喪主として恥を欠きたく無い。親父に情けないところを見せたく無い。」との事。
やりましたよ。リハーサル。
まずは、悔やみうけの仕方。私が会葬者役になり会館へ入って来る所から
次に、喪主焼香。
司会者が名前を読み上げますので、おたち頂いて一礼の仕方から焼香の作法すべてお教えしました。
喪主様は何回も何回も練習をされいよいよ本番です。(言葉使い間違えているかも知れません)
無事焼香も終わりいよいよ出棺で霊柩車に乗車される前に喪主様に呼ばれ
「どうやった?」
ときかれましたので
「素晴らしかったですよ。お父様も感激されていますよ。」
てお話して火葬場へ出棺されました。

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