葬儀費用ってどんな内容なの?
葬儀の費用は4つの項目からなりたっています。
- (1)祭壇や柩・骨箱など葬儀に直接かかる費用
- (2)お食事や、会葬礼状・会葬返礼品など数によって変動するおもてなし費用
- (3)霊柩車やマイクロバスなどの車両代や搬送料金などの別途費用
- (4)お寺様への御礼(お布施)
(1)は、一般的にプラン料金とよばれます。内容に応じてオプションをお選びいただきます。
(2)は、通夜や葬儀当日の親族・受付役員・お寺様へのお食事や仕上げの会食、会葬礼状・返礼品などです。ここで費用の差が出てきます。
(3)は、霊柩車などの車両代のほか貸衣装・安置料などが含まれます。
(4)は、宗派により異なり、寺院規約に基づきます。
(1)~(3)が葬儀業者へお支払いいただく費用です。
(4)については、お寺様へお渡しいただきます。
葬儀の日程はどのように決まるのですか?
当家、宗教者(菩提寺様など)、斎場の予定を調整して決定します。
- 当家の希望の日程を伺います。
- 宗教者(菩提寺様など)へ連絡し都合を確認します。
- 当家、宗教者(菩提寺様)の予定を調整し希望の日時を決め、斎場の予約をします。
遺影写真ってどんなのがいいの?
遺影写真はどのようなものでも構いません。
服装や背景は変えることができますので、故人様らしいお顔のもので、お気に入りの表情のものをお選びください。
スナップ写真や、携帯電話のカメラ機能で撮影したものでも大丈夫ですが、基本的にピントが合っているものをお選びください。
最近では、ラフなお姿のスナップ写真を遺影写真にされる方もおられます。
通夜・葬儀は同じ場所でしないといけないのですか?
決まりはありません。
よく打合せの時に「通夜も会館ですか?」と尋ねられます。
実際に、通夜は自宅で葬儀は会館でされる方もおられます。
きまりはありませんので、当家様の都合や希望でお決めいただいております。
自宅で通夜をご希望の方は、通夜用の祭壇を用意いたします。
友引の日に葬式やっていいの?
構いません。
友引の葬儀は、「死者が友を引く」と言う迷信から避けられてきました。
しかし最近では、友引の日は開式を午前中にしたり、時間をずらして行うことが多いようです。
地域によっては友引は火葬場が休みの場合がありますが、丹波市内火葬場は、暦に関係なく葬儀がおこなえます。
色んな考え方がありますので、親族様でご相談のうえお決めください。
湯灌(ゆかん)って何?
湯灌とは故人のご逝去に際し家族や遺族が集い、さかさ水(たらいに水をはりその上からお湯を入れる)を作って、皆で故人の身体を綺麗に清めると言う儀式です。
ただ単に身体を綺麗に清めると言うだけでなく、現世での悩み、苦しみや煩悩をあらい流し、無事成仏できると信じられているしきたりです。